②雨の日を楽しむキャンプの心得~設営から撤収まで~
- トム・ソーヤー冒険村
- 2021年7月12日
- 読了時間: 3分
さて、事前準備として用意しておいた方が良いものをご紹介させていただきましたが、今
回は設営~撤収までの注意点や役立つことを少しお話いたします。
雨が降る、降っていることを前提としてお話しますが、台風や豪雨の時は無理をせず中止
の検討やコテージ泊等に切り替えてくださいね。
トム・ソーヤー冒険村差額でコテージ宿泊に変更可能なサービスも行なっています。
では、まずは設営から。
設営時のポイントは、「いかに効率よく設営するか」です。なるべく荷物を濡らさないよ
うにしたいですよね。
設営場所に関しては
何よりも水はけが良い場所を選ぶ
ということが大事です。
キャンプ場内でも水はけの良いところを受付でご案内させていただきます。
そして、場所を決めたらまずはタープから張りましょう。
タープさえ張ってしまえば屋根ができるので、その下に荷物を置いてゆっくりテントの設
営ができます。テントから張ろうとすると全ての荷物が濡れてしまうので嫌な思いをして
しまいます。
タープが無い場合は、吊り下げ式のテントならフライシートから張ると良い
と思います。また、張るときのポイントは弛みなく"ピンと"張ることです。なるべくしっ
かりと張り綱を引っ張り、水が溜まる個所を少なくしましょう。
※弛んでいる箇所があると、そこに水がどんどん溜まって最悪の場合潰れます。
屋根が潰れると置いてあるもの全てがダメになるので、これはとても重要な作業です。
さらに、タープはできるだけ角度を鋭角にすると水を残しにくくなります。
撤収時は設営時とは逆順で、タープを最後にすると荷物を濡らしにくくなります。
テント本体を撤収するときは収納袋には入れず、大きなビニール袋に丸めて入れてしまい
ましょう。簡単で素早く撤収ができます。
テント本体の入り口はなるべく風下へ向けるようにしたいです。
風上に入り口があると、出入りの時に雨風が吹き込んできてしまいます。
- 荷物について -
濡らしたくない着替えなどは最初から防水のスタッフバッグに入れておくと便利です。
シュラフも、ダウンシュラフであればコンパクトになるのでスタッフバッグに入れておく
と寝るときに不快な思いをしなくてすみます。ダウンは濡れると保温力が落ちるので、寒
くて冷たくて眠れない。なんてことにはならないようにしたいですね。
行く前にできることとしては、タープやテント本体、フライシートの縫い目にシームコー
トを塗っておくと防水力を高めることができます。シームコートはテントを扱っている小
売店なら大抵置いてありますので、見つけたら購入しておきましょう。
- アフターケア -
無事に帰宅した際は、水を拭き、天気の良い日に張って乾かすことが大事です。
濡れたままだと生地に負担がかかり、防水性能が落ちるだけでなくカビが生えたり耐久性
が落ちるため寿命が短くなってしまいます。
しっかりとアフターケアをすることが道具を長持ちさせるコツですよ。
■まとめ
設営から撤収までのポイントをお話ししましたがいかがでしょうか。
・設営場所を選ぶ
・設営/撤収時は段取りを頭に入れておき、なるべく効率良く作業をする
・アフターケアをしっかりと行う
以上となります。
次は雨の日のキャンプ中の過ごし方をご提案したいと思います。
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