①雨の日を楽しむキャンプの心得~準備編~
- トム・ソーヤー冒険村
- 2021年7月12日
- 読了時間: 3分
キャンプには行ったことがないけれど、キャンプをしてみたい!という方にとって「雨」
というのはまるで未知の世界でしょうか。
普段であれば屋根のあるところまで傘をさして歩けば問題はありません。
ではキャンプ場ではどうでしょう。
テント泊であれば雨を遮るものはありません。
怪しい天気の時に初キャンプに行って、突然雨が降った時はどうすれば良いの?
持っていくものは?
設営は?何をして過ごしたら良い?
考えると不安は色々あると思いますので、事前準備について少しお話します。
雨対策を知って少しでも不安が解消できたら嬉しいです。
まずはこちら
■【個人装備】
キャンプで過ごすウェアの他にあれば良いもので、備えあれば・・という
ものをいくつかご紹介します。
・レインウェア
いわゆるカッパです。傘は手が塞がるのでおすすめできません。
ポンチョでも良いですが、できれば上下セパレート(分かれている
もの)が動きやすく、そして透湿性(湿度を逃がす機能)の高いものがおすすめです。
ビニールカッパなどは透湿性が低く、中の湿度を逃がすことができません。
湿度が逃げないと、汗が体に残るため不快なだけでなく体を冷やしてしまいます。
せっかくのキャンプなので雨でも快適に過ごしたいですね。
・グローブ
火を扱う革のグローブなどを持っている方は多いですが、防水のグローブも持っていると
重宝します。手も雨で冷えると動かしにくくなりますから注意が必要です。
・防水の靴
長靴ではなく防水の短靴があると良いですね。
なるべく着脱が容易で、レインウェアと同じく透湿性の高いものがおすすめです。
・靴下
靴下はできればウールを使用したものを履いていると、吸汗速乾、冬は暖かく夏は涼しい
というように機能性が高いので快適に過ごせると思います。
続いて
■テント周り
最も重要な"住"の部分です。
雨の日でも快適に、心地よく過ごしたいですね。
・グランドシート
グランドシートとは、テントの下に敷くシートのことです。
テント底の耐久性を高める、防水性を高める、といった効果が期待できます。
忘れている方も多いのですが、テント購入時に一緒に購入するようにしましょう。
・細引き(ロープ)
10mくらいの細引きを持っていると物干しに使用できます。太さは2~4mmもあれば十分です
。濡れたウェアを干したり調理器具やランタンを吊るしたい時にも役に立ちます。
いかがでしょう。
基本的なものをいくつか挙げてみましたが、その他にもテントやタープに付いた水滴をど
かすためのスクレイパーや、着替えなどを入れておく防水性の高いスタッフバッグなど、
必要に応じて買い足していくと良いと思います。
雨だからといって憂鬱になるのではなく、準備を万端にしていれば突然の雨でも動じるこ
となく対応できることでしょう。
今回は持っていく装備についてのお話でした。
次は設営場所や設営、撤収時についてお話したいと思います。
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